2013.07.24 wed

今日は何の日?【7月24日】四日市ぜんそく訴訟で損害賠償(1972年)

今日は何の日?【7月24日】四日市ぜんそく訴訟で損害賠償(1972年)


7月24日(水)仏滅 旧暦6月17日 月齢15.8


1年前の出来事
●最高裁が心的外傷後ストレス障害(PTSD)も傷害に当たると初の判断
●ロンドンオリンピック日本選手団が現地で入村式


北の湖が最年少横綱(1974)(昭和49年)
史上最年少の21歳で横綱昇進し、憎らしいほど強いと称された。優勝24回、年間最多勝などの記録を残した
現在日本相撲協会理事長


児島明子がミス・ユニバース(1959)(昭和34年)
第8回ミス・ユニバース世界大会における日本人初の優勝者


四日市ぜんそく訴訟で企業6社に損害賠償(1972)(昭和47年)
四日市公害訴訟の判決がこの日言い渡され、津地裁は原告側の勝訴、ぜんそくの原因は工場群の吐き出す煙として石油コンビナート6社(昭和四日市石油、三菱油化、三菱化成工業、三菱モンサント化成、中部電力、石原産業)に総額8821万円の賠償金を支払うよう命じた。イオウ分が多い重油を燃やした排煙中の亜硫酸ガスが呼吸器疾患を引き起こしていた全国初の大気汚染訴訟(67年提訴)で、この後、公害健康被害補償法施行(74年)のきっかけとなった。


芥川龍之介(35)の命日(1927)(昭和2年)
作家。代表作は「地獄変」「羅生門」「河童」「蜘蛛の糸」など。鋭い感性で洗練された文章を書き、芸術至上主義の新技巧派といわれた。
『人生は一箱のマッチ箱に似ている。重大に扱うのはばかばかしいが重大に扱わなければ危険である』
『道徳は常に古着である』
『我々に武器を執らしめるものは、いつも敵に対する恐怖である。しかもしばしば実在しない架空の敵に対する恐怖である』
『人生は常に複雑である。複雑なる人生を簡単にするものは、暴力よりほかにあるはずはない』
『最も賢い生活は一時代の習慣を軽蔑しながら、しかも、その又習慣を少しも破らないように暮らすことである』


谷崎潤一郎の誕生日(1886)(明治19年)
作家。代表作は「痴人の愛」「蓼喰ふ虫」など。
『自分の欲望を制すれば成功し、自分本位では失敗するということ。人間が言葉を使うと同時に、言葉も人間を使うことがある』
『分からせるように書くと云う一事で、文章の役目は手一杯なのであります』
『いい宝石は泥土に投げ捨て、火の中へ燻(く)べても固有の輝きを失わない』


 

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